伊良部伝説 ホテルてぃだの郷 / がじゅまる観光株式会社

ホテルてぃだの郷

エメラルドグリーンの海と七色の夕日に包まれる癒しの宿

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更新日 2008-08-17

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神々が守る島

2004年1月に偶然、この島を訪れた旅行者の男性が昔からおばーたちが”いい伝え”していたあの白龍の雲の写真を撮ったことで、この島がこれからの時代に大切な役割があることを示していると地元の神人・ユタは言います。このとても珍しい白龍の写真は、大きく引き伸ばしてホテル てぃだの郷のレストランに飾られています。地元の人も驚くこの出来事をあなたもぜひご自分の目でご覧ください。

※聖地の立ち入りは厳しいルールがありますのでご案内を希望される方は、LinkIcon聖地ガイド をご予約下さい。

龍神伝説 

天龍1.jpg天龍(白龍)

伊良部島龍宮城物語

6千数百年前に、この宮古諸島が、突然、隆起して陸地となったことを、あなたはご存知でしょうか?八重山諸島の中心に位置する宮古諸島の島々は、ひとつひとつが大切な神のご意思の表れとしていい伝えられています。 ではこの伊良部島と下地島は、一体どういう意味があるのでしょう? ここでは昔のことを”言い伝え”している唯一の女性、村の神人(カミンチュー)・ユタの女性から聞いたことをお伝えいたしましょう。

昔々、この宮古諸島が出来た頃は、どの島も石灰岩の地質のために、ほとんど食べ物が作れない痩せた土地ばかりでした。台風の季節ともなると、何日も食べ物が届かず、餓死する人もたくさん出たといいます。そういう人たちが、難をしのぐために移り住んできた島が、この伊良部島と下地島です。7つの島々から集まったこの伊良部島・下地島の人たちは、今でもその集落ごとに違う言葉があるくらいに、自分たちの大切なご先祖の魂を語りついでいます。 昔々のある台風の時期に、今まで島の村人が体験したことがないくらいの大きい台風が、1ヶ月以上も吹き荒れした。

男たちは、家族の食料を求めて、他の島に出かけようとしますが、その船も台風で沈み、島のほとんどの元気な男たちがいなくなってしまいました。そんなあるとき、西の海から、何船かの船に乗った男たちが、新鮮な食べ物とお米を運んできてくれました。 命をつなぐことが、ご先祖の魂をつなぐことにもなると、島の女性たちはその男性たちの子供を生み、島の未来を救う子供たちを育てました。そのとき、島に食べ物を運びに訪れた男たちは、琉球(中国)やシナ・台湾から来た男たちだったのです。

その出来事は、琉球(中国)やシナ・台湾の神様が、救いの手を差し伸べたとして、大いなる琉球の神、”龍神”に守られた大切な場所としての意味が伝えられるようになりました。それからこの島では、ご先祖たちに感謝する祈りと、もっとも大切な命を救ってくれた”龍の神様”のことを大切にするようになりました。今でもこの島では、90歳を越える元気な”おばー(おばあちゃん)”が、少なくありません。その”おばー”たちが教えてくれた話のなかに、昔から下地島のほうに”白い煙のような姿をした龍が天に舞い上がるのを見たことがある”というのです。

神人(かみんちゅう)やユタの女性たちは、この島を中心として宮古諸島は”龍宮城”の役目があるといいます。だから7つの龍に守られているのですが、人間があまりにも身勝手なことをすると、ときに、いましめのために海を荒らしたりすることもあると言います。 龍の伝説は日本中にもたくさんありますが、ここ伊良部島には、そのすべての龍を司る最大の大神様である白龍が守っている島としても有名です。毎年旧暦3月1日は、「身y児島に龍が立つ日」として神人たちが大切な祈りを捧げる日になっています。

伊良部島を救った英雄

命をかけた一人の男

241.jpg豊見氏親墓碑

ウズヌシュー物語

昔々、食べ物や衣類が不足していた伊良部島・下地島の村人たちは、貧困や飢えのなかでも、誰もが ”助け合い(もあい)の精神” でお互いを支えあう心豊かな人たちばかりでした。その代表的なお話をあるご紹介しましょう。

あるとき、食べ物を買出しに行く人たちや宮古島へ渡る人たちが船で沖に出てみると、宮古島との間の海峡に、大きな大きな”フカ”が何頭も現れて人を襲い、命を落とす人たちがたくさん出て困っていました。その事件を聞いた村の男たちは、島の家族を守るために、海へフカ退治に出ましたが、何匹もの大きなフカに囲まれて襲われ命を落としてしまいました。この最悪な事態に、ある勇敢な男性が一人でフカを退治することを決意し海に出かけたのです。その男性が船に乗りこむときに手にしたものは、大きな刀だけでした。村人たちは、自分の命をかえりみないその男性の行動に不安と期待の目で岬からその勇姿を見守っていました。

その男性が沖に出ると、すぐ大きなフカが船に近づいて飛び上がってきます。すると、その男性は、自分の刀をつき立てて、下からズブリと刺しフカを切り裂きます。1匹を退治するとまた、もう1匹が飛びあがってきます。次から次へと船を襲うこの大きなフカとの戦いは、3日3晩、続きました。たくさんのフカを退治したその男性の疲労は限界に達していましたが、最後に残った大きな6m以上もあるフカと戦おうとした瞬間、精魂尽きていたその男性は、大きなフカのお腹に刀と共にガブッと飲み込まれたまま海に沈んでいってしまいました。その姿をを見ていた島の人たちは、勇敢な島人の命を救った英雄として、「ウズヌシュー」という神様の称号で、その男性のことを呼ぶようになりました。宮古島が見える小高い丘には、その”ウズヌシュー”の霊魂を奉る慰霊碑が建てられています。今では、この島を訪れた人が一番最初にご挨拶する場所として有名になり、その高台からたくさんの命を見守っていてくれています。

神の意味

この島の人たちの伝統的な先祖・神信仰は日本文化の神の意味と違って、人間が生きるうえで大切にするべきものを神として崇めその教えを子供たちへ伝え続けています。聖地にはお祭りの日以外に近づかないことや日々の祈りを通して感謝の心を子供たちへ継承しています。この教えはおばーやおじーを大切にしていることや火・水・海・風・大地などの自然の神たちに守られながら生かされていることをよく知っているからです。

聖地ガイド

この大切な伊良部島の聖地は、どんな小さな場所でも勝手に入ることは地元の方に迷惑をおかけしますので、聖地にご興味がある方は専門の地元スタッフが付いてご案内するLinkIcon聖地ガイドをご利用ください。